もうご存じのかたも多いと思いますが、この度、政府の経済対策を盛り込んだ第2次補正予算の関連法案が3/4にようやく成立し、これによって高速道路の料金が今月28日から大幅に値下げされることになりました。 特に目玉は、土日祝日の距離無制限の料金1000円の均一化です。 普段高速を利用する機会が多い私にとっては、定額給付金よりもこちらの法案のに関心があり、実現してくれて「助かるなぁ」というのが本音です。
さて、この高速道路の値下げですが、実施を約三週間後に控え情報もかなり充実してまいりました。 ここで1730.jp的に、まとめてみたいと思います。
高速道路の料金引き下げは、ETCを取り付けている自動車が対象で、乗用車の場合は今月28日以降、土曜と日曜、それに休日(祝日)に、地方の高速道路を最大1000円の料金で距離関係なく何キロでも利用できるようになる予定です。 ここで問題になるのが、地方の高速道路に限定している部分です。 大都市圏、つまり関東、関西の高速道路についてはこの均一から除外されてしまうのです。 その区間では、通常のETC区間料金(ただし、休日割引が適用されます)で通行することになってしまいます。 「東北から九州まで1000円で行けるのか?」 ということを考えた場合、この対象外区間が必ず入ってしまうため不可能となります。
それでは、 「一度高速道路を降りて一般道を経由してまた高速道路に乗った場合、二回1000円を払うことになるのか?」 という新しい疑問が出てきますが、これについては現在も審議調整中とのこと。 どうやら、乗り直しがあった場合でも当日中ならば1000円でおさめるという方向になりそうです。
では、現在ETCの付いていない車両にとっては不公平じゃないか、という意見もありますが、国土交通省は、これを機会にETCの利用促進も兼ねて、1台15,000円程度かかるETCを店頭で購入する場合に、3/12から100万台限定で5,250円分の助成を開始することを決めました。 ETC車載器だけではいけないので、あわせて現在利用中の銀行カードやクレジットカード付帯のETC車載器カードも作らなければいけません。 実施まで日が浅いため、かなりの駆け込み需要が予測されていますので、「旅行の予定をたてたけど、車載器(もしくはカード)が間に合わなかった!」ということがないようにお気をつけ下さい。
ちなみに、高速道路の料金の引き下げは、2年後の平成23年3月末まで実施されます。 ただ、おそらくですが、今までもこうした割引策は期限が迫るごとに延長されてきたので、このまま定着しそうだと考えられます。 続報がわかり次第、追記していきます。
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