COP15の開催 など新聞・ニュースでもますます盛んに地球温暖化というキーワードが目に止まるこの頃、やはり移動手段にもエコな選択は当たり前。そこで、超低燃費でとても便利な日常の足(アシ)といえば、”電動ハイブリッド自転車”と”原付(スクーター)”ですね。
「電動アシスト自転車」、もう乗られましたか?
アレって、見た目は普通の自転車とほとんど変わらないし「しょせんモーターが乗ってるだけでしょ?」なんていう先入観がつきまといがちなのですが、いざ乗ってみると、これがなんとほとんどこぐ力がいらないし、車体の重さもまったく意識することがなく、なんか異次元の乗り物のようでけっこうな驚きなんです。 まさに ” 目からウロコ”!
そこで普通の自転車とこの「電動アシスト自転車」、実際にどんなメリットがあるのでかを考察してみました。
「あまり語られることがないですが、一般の自転車って、実はけっこう関節に負担の高い乗り物なんですよ。
特に高齢者の方によくあてはまると考えます。」
そう語るのは、名鉄国府宮駅すぐ北で約50年自転車・スクータの販売・修理を手がけてみえるオートサイクル栗木の店主、栗木 明夫さんです。
「特に寒いこの時期など、通勤や通学、買い物などちょっとした日常のアシで自転車に乗りますが、時間に追われたりするとあわててこぎ出したりしますよね?
あれがあまりよくないんですよ。
体があったまったときにはもちろん自転車っていうのはとてもいい運動になります。それはあちこちのスポーツジムでも かならず自転車型のエクササイズが設置されてるのが証拠ですね。けれど、それはあくまでもスポーツという目で自転車を見た時のこと。普段の利用ではなにげ なくこぎ出すことが多いわけですから。その点、電気自転車っていうのはこぎ出しのスタートのときとか特に足腰に負担がかかるところを的確にサポートしてく れるメリットがあるんです。平坦地が多い稲沢ですが、それでも地下道やすこし高めの段差など、急なペダルをこぐ力が必要なときもあります。そういうときに 本当によいサポートとなってくれます。」
いわれてみれば、確かに普通に自転車に乗ってるとそれだけで運動した気になりがちです。
でも、モーターの力を借りるということは、電気自転車ってヘルシーじゃないのでは?
「いえいえ、そこがこの電気自転車のすぐれたところです。本当に平坦なところではやはり普通にこぐ力、といっても普通の自転車をこぎ続けるよりははるか に楽な力ですが、それが必要になるので、結果一定的にかける定負荷運動になるんです。急な負担を突発的にかける運動っていうのはそれこそプロのスポーツ選手に必要な練習であって、一般日常的にはこの電気自転車の定負荷が一番健康にいいと考えられています。心臓や筋肉への負担は突発的なものはよく ない、と考えられるわけです。」
なるほど。
でも、電気自転車ってふつうの自転車にくらべて割高な感じがしますが?
「中国製などの自転車から比べるとたしかにお値段ははります。ただ、当店で扱っているヤマハのPAS(パス)などの電動アシスト自転車を例に挙げれば、それこそオートバイで培われた技術がそのまま活かされています。電動モーターユニットによる理想的なアシストタイミングや人間工学に基づく乗り心地の味付けは、ヤマハがオートバイで培ったノウハウが詰め込まれており、また車体の骨格となるフレームの溶接やタイヤの選定にはブリジストンの技術が注入されています。
もともと、世の中に最初に電動アシストサイクルとして送り出されたのがこのヤマハのPASになりますが、おかげさまで多くのかたが電気自転車に愛用していただるようになりました。
今の時代、使い捨てのモノが増えてきまし たが、本当は自転車も末永く乗ってもらえる大切な移動手段だと思います。お手入れなどもそれほど難しいことはないので、きちんとした知識があれば本当に長 い時間活躍してくれる乗り物ですよ。もちろん、エコですし、健康にもいいですしね。充電に必要な電気代もガソリンの値段からみたらほんとに微々たるもので す。」
小型モーターの力でサポートしてくれる機能ということですが、定期的な点検・メンテナンスなどはどのようにしたらよいのでしょうか?
「電動アシスト自転車については、日本全国的にメンテナンスやサポートのお店が整備されています。また、万が一の修理やアフターケアについても万全の体制が準備されています。ヤマハPASについては、当店は特にこの地域のサポート拠点を任せていただいていますので、乗り方のコツや日常的なお手入れも含めておおくのノウハウをご提供でき ますよ。」
今回お話をうかがったオートサイクル栗木(ヤマハ YOUSHOP栗木)さんでは、この年末年始にかけて商談会を実施中とのこと。 排気がクリーンなエンジンでしかも自動車よりも数倍燃費もよくお財布に優しい便利なスクーターも併設して展示されています。 また、こちらは稲沢市と自転車組合が推進しているリサイクル自転車の代表的取扱店でもあります。パナソニックの電動アシスト自転車の取扱いもあるので、店頭で自分のライフスタイルを含めた相談をしながらお気に入りの一台をみつけることができます。
なんだか、エコでヘルシーづくしな電気自転車やスクーターたち。
この時代のこの機会に、一考してみる価値は十分にありそうです。
【取材協力ショップ】
オートサイクル栗木 (ヤマハ YOUSHOP栗木)
稲沢市松下1丁目1-19
TEL 0587-32-2762
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「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市を中心にエヴリデイ東奔西走中!
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