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Youtube、48時間400円前後の映画レンタルサービスをネット上で開始と発表

Yahoo.com(ヤフーアメリカ)によると、Google傘下の動画サイト「Youtube」が、ネット上での映画レンタルサービスを開始するようです。これは、アップルのiTunesサービスやAmazon.comの市場への競争参入も目的となっている模様。アナウンスによると、$3.99(日本円で約400円前後)で48時間の視聴が可能になる時間制限課金方式などが予定されています。

数年前から、日本国内でもネットでのDVDレンタルサービスが台頭してきています。ここ最近、このネットDVDレンタルサービスにおいて”一ヶ月無料”の期間を過ぎたあとの解約忘れによる継続課金に対してのトラブルが発生しているようですが、このようにネット課金については今後さらに慎重な契約をする意識が強くなっていくと考えられます。ネットでクレジットカードの番号を送信することに対し、もともと日本国内のインターネットユーザーの多くがその行為自体に恐怖を持っている傾向にあります。Youtubeの課金サービスは、まずカード天国の米国を中心にスタートするようですが、日本では一部のクレジットカード課金慣れしたユーザー意外にどこまで受け入れられるかは疑問が残ります。

もともとこうしたビデオやCD、DVDレンタルがこれだけ日本でビジネスとして成功してきた背景には、そうしたソフトタイトル自体の販売価格が海外に比べて異常に高かったことが一因としてあります。現在、TSUTAYAやゲオなどが旧作100円でのワンコインレンタルを謳い文句に会員数を伸ばす戦略に出ていますが、ネットのオンデマンドサービスとこうした店舗に足を運んでのサービス利用が今後どの程度シェアを分け合うかで、ネット課金サービスの受け入れられかたを占うことができそうです。

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