名古屋市は2010年2月8日より3人乗り自転車(幼児二人同乗用)のレンタルの申し込み受け付けを開始しました。レンタル対象となるのは1歳以上から6歳未満の子どもを2人以上育てている名古屋市民限定で、合計600台(自転車は電動アシストタイプ90台と3段変速タイプ510台)を貸し出すことになっています(応募多数の場合は抽選)。利用料金(レンタル料)は1カ月間で千円となり、最大で6カ月間の利用が可能。初回の利用開始は4月1日からで、初回に利用する人は2月末までに申し込むが必須となっています。ちなみに、ヘルメットの貸し出しは行っていないので各家庭ごとに自前で用意する必要があります。2011年3月末までの事業予定ですが、2010年4月以降もNPOなどに事業委託して継続する方針としています。
もともとこの3人乗り自転車、子どもが二人以上いる母親らのニーズが高い反面、重量からくるバランスをとった運転の難しさや転倒事故が相次いだことから警察庁では禁止されていました。しかし、マスコミなどに取り上げられたことで若い母親らからの生の声が挙がり、性能や安全性向上を条件に警視庁は一転容認へ方針転換し、2009年7月から全国的に解禁されたという経緯があります。
ただ、それを受けて開発された新しい3人乗り自転車は、フレームの頑丈化や前輪の二輪化、低重心かなどの設計により安全性が向上している反面、それがそのままコストアップに繋がることとなり実販売台数や普及にまだ時間がかかることから、電動アシストタイプで一台十二万円程度、電動アシスト非搭載でも六~八万円と割高感があり、子育てサークル関係者らからは「行政による購入補助や貸出事業が必要」との声が上がっていました。
そうした経緯でこのレンタル事業が登場したワケですが、この3人乗り自転車、愛知県公表によると、豊田市、春日井など十八市町が同様の事業を計画しているという情報もあります。
さて、肝心の稲沢市ですが、この3人乗り自転車レンタル事業の開始予定はあるのでしょうか?
また、名古屋市と較べて自動車の普及が高いこの稲沢市で、どれぐらいの実ニーズがあるのでしょうか?
あなたの生の声をお聞かせください。
◆参考:名古屋市 三人乗り自転車貸出事業
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/kenko/kosodate/service/kosodote_shien/sanninnori/nagoya00076817.html
「このまちをデザインする」をモットーに、日本のほぼど真ん中、愛知県の最西、すでに半生を過ごしたここ稲沢市を中心にエヴリデイ東奔西走中!
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