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【国府宮はだか祭り】「神男は、●●の方角から現れる!」平成21年の神男の参道登場位置を大胆予測!

さて、本番を前にヒートアップしっぱなしな裸まつりですが、稲沢市内では粛々と神事や奉納行事が進む中、参加されるはだか衆の皆さんの一番気になるのは、ずばり!「今年の神男の登場位置」かと思います。
毎年この登場位置については諸説様々でして、当サイト1730.jpの管理人である高村@チーム1730も何度かウワサ(噂)のレベルの話を信じて痛い目を見たことがあるのは、ここだけの話でございます。
いずれ、「国府宮はだか祭り攻略法」として特集サイトを立ち上げようと思っておりますが、ここで、現在当方がつかんでいる情報についてまとめてみたいと思います。

諸説(1) 「神男は、●●の方角から現れる!」

ここでいう●●にははたして一体どんな文字が入るのでしょうか?
季節柄、時期柄、思いつきやすいのですが、実はここには「恵方」というキーワードが入ります。

【恵方】について
恵方とは、その年の歳徳神(としとくじん)の方位をもって「恵方」とします。
歳徳神はその歳によって変わるため、もちろん恵方も毎年変わります。
歳徳神の在する方位(恵方)は、その年の十干によって決まります。
年ごとの恵方は以下のようになっております。

恵方の方角 西暦年
甲・己の年→寅と卯の間(東北東) 2009年、2014年、2019年
乙・庚の年→申と酉の間(西南西) 2005年、2010年、2015年、2020年
丙・辛・戊・癸の年→巳と午の間(南南東) 2006年、2008年、2011年、2013年、2016年、2018年
丁・壬の年→亥と子の間(北北西) 2007年、2012年、2017年

※ちなみに・・・【鬼門】について
これも諸説様々いわれておりますが、基本的に恵方の反対側を鬼門という説もありますが、鬼門は常に北東をさします。
毎年干支によって変化するのは恵方であり、恵方と鬼門は1セットで考えず別の考えであるとします。
さらに、ここでいう鬼門(きもん)の北東とは「艮=うしとら」=丑と寅の間の方位をさします。
陰陽道では、鬼が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角としています。

さて、今年平成21年(2009年)の恵方は東北東となっております。
すなおにこの法則に従うと、神男の登場位置は参道の東北東の位置となり、比較的楼門に近い東側となりますが果たして・・・?

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諸説(2) 「神男は、だいたい●●の場所から現れる!」

さて、またまた●●が登場しましたが、これは特に法則というよりも通説的な噂であります。
2008年は第三鳥居よりも北側に登場したのは間違いありませんが、これを数年に一回の例外と考えれば、おのずと狙い位置はその第三鳥居周辺のアスファルト道路の東側もしくは西側周辺ということになります。

このあたりは、高村@チーム1730も実際に神男に触ることができた実績があるため、あながち噂だけではないと思います。
確率論的な話なので、読みが外れると完全にはだか衆の輪から取り残される上に、追いかけタッチを狙うしかなくなりただただ桶隊の冷水をひたすら浴びるという悲惨な状態になりかねませんので注意が必要です。

諸説(3) 「桶隊の動きを読んで、登場位置を推測する!」

桶隊とは、実際ふんどしをしめたことのあるかたはもちろんご存じかと思いますが、あの桶を片手に群がるはだか衆に冷水を打ちまくる恐怖なかたたちです。
実際、桶隊の活躍がなければ神男は儺追殿(なおいでん)に到達することができないわけですので、その役割は非常に重要なものとされています。

そして、諸説(3)は、その活躍、つまり行動パターンを読み神男の登場位置を探ろうというものです。
笹の奉納が無事に済んだはだか男から順に参道の各位置に待機状態となります。
そして、最後の部落の奉納が済んで間もない時間から、桶隊が大きなかけ声とともに登場致します。
このときに、注意深く見ている必要があるのですが、桶隊はまず水を効率よく浴びせ倒すための桶道を形成していきます。
それはは、もちろん冷水をはだか衆に打ち込みながらとなりますが(チームワークの良い年は、完全に桶道を形成するべく手をつないではだか衆の親友を防いでいます)、打ち水を行っていく深さにここでは注目します。
一般に参道で待機していると、実際集中的に水を打ち出したあたりに注目が集まり出します。
しかし、彼らはほぼ登場位置を知っていると仮定するならかなりダミー活動を画策しているため、その裏が狙い目!とするという作戦なのです。
これは、恵方を意識しながら見ていると、かなりの確立で推論をたてることだできると思います。
参道の手前に深く水を打ち込んでいるなら楼門に近い方、東側に集中的に打ち込んでるようなら反対の西側、など自ずとそれぞれ狙い目ができてきます。

ここで、三つの諸説を立ち上げました、これらはあくまでも噂や伝聞を高村@チーム1730が主観的にまとめあげたもので、もちろん外れたからといって責任は一切負えません!(キッパリw

ただ、なんの方針や指標もなく冷水を浴びてガタガタ震えながら神男の登場を待ちかねるよりは、多少動ける時間があることを利用していろいろと試すことができると思います。
皆様のご活躍、もちろん神男に触れていただくことを心より応援させていただきます。

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