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【国府宮はだか祭】必見!儺追布(なおいぎれ)の制作方法・作り方

国府宮はだか祭りの特徴のひとつと言えば、あの竹笹に結ばれたカラフルななおいぎれだと思います。
なおいぎれ、正確には「儺追布」は、まさしく”難を追い払う”の意味があり、沿道や参道ではだか男から布をさいてもらう光景はよく目にします。
参加するはだか男にとってはマストアイテムなこのなおいぎれ、その制作方法というかつくりかたをご紹介します。

もとの布の購入は稲沢市内や近隣の呉服店やスーパーなどどこでも入手できるので割愛。
肝心なつくりかたといえば、まずその長さ。
ハチマキのちょうど半分を正式な長さとします
正確な寸法は、一カ月を一寸とし、それを一年で一尺二寸とします。
重要なのはうるう年の場合。
閏年に限っては、一尺三寸とします。

そして、願い事の記入方法については以下の通りです。
寸法通りに用意した布を正面からみて縦長方向に据えます。
そしてまず上部に横書きで「奉納」と右から左に書きます。
きちんとセンタリングしてくださいね。
実際の見え方としては「納 奉」となります。
旧式の日本語ですよ。

次に、その奉納の文字のセンターから真下方向へ縦書きで「尾張大國霊神社」と記入します。
「←かぎかっこはいらないですよ(一応
よみかたは(おわりおおくにたまじんじゃ)ですね。
国府宮の正式名称です。

そしてその右隣に願い事を四文字熟語系で記入。
よくあるあたりでは、「健康成就、家内安全、商売繁盛、安産祈願、合格祈願」などでしょうか。
ながながと願い事を書き込むのもよいかもしれませんが、たいていは『神様はたくさんの人の願い事を要求されるからシンプルにしないとめんどくさがられてスルーされるぞ』などと笑われること請け合いです。

そして、願い事をきちんと書き終えたら、今度は”尾張大國霊神社”の左側に、縦書きにて自分の

  • 干支
  • 氏名
  • 性別
  • 数え年(満年齢じゃないですよ!)

を書き込みます。
数え年については、生まれ年を一歳として計算しますので、早生まれの人を除いて、多くの人は満年齢+2歳となると思います。

また、この左側に自分の”住所”を書き込む地域もありますが、ほとんどの場合文字間隔の限界に近づきスペースがなくなってかっこわるいのができてしまうので、高村@ING的には書かない方が無難かと。
だいたい、引っ越したらどうするんだと…

・干支の参考(漢字がわからないかた向け)
子 ね
丑 うし
寅 とら
卯 う
辰 たつ
巳 み
午 うま
未 ひつじ
申 さる
酉 とり
戌 いぬ
亥 い

・関連検索: 国府宮 裸祭り,  国府宮神社,  名鉄 国府宮駅,  国府宮 羽二重餅,
・国府宮 関連情報サイト
国府宮Wikipedia
国府宮裸祭り 国府宮神社

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