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【無料ウィルス対策ソフト】高検出率と軽快な動作でユーザーも多い「avast! Free Antivirus5.0」新バージョンリリース

チェコのALWIL Software a.s.は2010年1月19日、個人利用なら完全に無料で使えるウイルス・スパイウェア対策ソフト“avast!”シリーズの最新版「avast! Free Antivirus」v5.0(日本名:無料アンチウイルス – avast! Home Edition)を公開し、同時にダウンロード利用可能になりました。

最新版の主な変更点は以下のとおりです。

1.アプリケーションやスクリプトの振る舞いなどから類推してウイルスなどのマルウェアを検知するヒューリスティックエンジンを搭載

2.アプリケーションなどの不審な振る舞いを検知した場合は、動作をブロック制御可能。これによりパターンファイルでは検出できない未知のマルウェアからのパソコン保護可能になった

3.安全が確認されているファイルをセキュリティチェックの対象から外すことが可能(スキップ機能)

4.最近のパソコンで主流のマルチコアCPU環境でマルチスレッド技術を利用することでマルウェアのスキャンを高速化

5.ゲームのプレイ中などにポップアップメッセージなどで操作が邪魔されるのを防止する、ポップアップやメッセージを一切表示しない“Silent/Gaming”モードを搭載

6.ユーザーインターフェイスが一新され、機能ごとにタブを切り替えて使うタイプに変更

これまでやや専門的な画面や項目表示でややとっつきにくかったavast!ですが、今回のバージョンアップで最近パッケージソフトなどで主流の、対策内容ごとの画面が用意されました。ほとんどの場合、このavast!は最初にインストールした状態のまま、他に特に難しい設定をすることなく使い出すことができます。しかし、”イザ”というときには、ファイアーウォールやウィルスチェックなどの操作が必要になることもあります。今回のこの新バージョンにより直感的な操作ができるようになったことは、より一層avast!ファンをこの日本でも増やしていくことでしょう。

ダウンロードページは英語表記のページになりますが、クリック一回で作業は済みます。提供されているものは現在英語版ですが、設定画面の“Language(ランゲージ:言語)”タブで日本語の追加言語ファイルをダウンロードした上で、“Language”プルダウンメニューを“日本語”に切り替えることで日本語での利用が可能になります。

実際の無料利用には、ユーザー登録にて有効なメールアドレスだけを入力することで発行される無料ライセンスキーを取得することが必要です。また、ユーザー登録は12ヶ月ごとに更新を要求されるので、手間でもあらたにライセンスキーを取得する作業が必要に。ただ、無料であることとセキュリティ性能を考えれば何の苦もない作業ですね。

◆無料アンチウイルス – avast! Home Edition 5.0

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