東京都町田市の鶴川サナトリウム病院(日野研一郎院長)でインフルエンザが集団発生し、入院患者と病院職員の計101人が発症、このうち入院患者の女性 3人が死亡し、男性1人が重症という院内感染が発表されました。
年始年末から、インフルエンザにかかるひとが多くみられたのも事実ですが、こうした病院内という医療最先端の空間でなぜこのような悲劇が起ったのでしょうか?
鶴川サナトリウム病院は2009年1月7日に保健所に集団感染を報告し、その後、13日に市、14日に東京都が実地調査に入ったという経緯があります。
その結果を都や病院が17日に発表したという次第ですが、こうしたニュースの話題に上がってくるタイムラグが大きく感じられるのは気のせいでしょうか?
まだ、現在もほかに33人に発熱などの症状があるそうですが、終息に向かいつつあるというお話です。
同病院は認知症の高齢者を専門的に診る内科と精神科の医療機関らしいです。
都や病院によると、今月3日に職員の発症が確認されたのを皮切りに発症者が増え、これま でに患者448人(17日現在の入院者)のうち77人、職員335人のうち24人が発症。11日に85歳と100歳の女性、16日に77歳の女性が、いず れも肺炎を併発して死亡し、重症の84歳男性も肺炎を併発しており危険な状態とのことです。
発症患者の4割以上は、実に39度以上の高熱があったということで、まさしくインフルエンザの脅威が感じられます。
ただ、ここで重要なのが、以前からいわれていることですが、予防接種の効果の有無になります。
こちらの病院では昨年10月下旬から希望者にインフルエンザワクチンの接種を始め、約9割が接種済みだったというこですが、この感染・発症率はまぎれもなく今現在摂取可能な予防ワクチンの効き目が、インフルエンザの種類によっては全く効果をしめさないという客観的にも恐怖数字が見えてきます。
発症後は患者を隔離し、死亡した3人を含む全員に治療薬のタミフルを投与したということで、タミフル自体の効果は確認できるようです。
冒頭のタイトル通り、「パンデミック」という大規模な感染パニックを意味するキーワードが今ささやかれ始めています。
空気感染、飛沫感染など完璧な予防策はありませんが、以下の対策を考えていくことは普通の生活にもとても重要な基本行動・週間になってくるかもしれません。
- できる限り人の多いところには出かけないこと
- 人混みに出かけるときは、必ずマスク着用し、その間も、帰宅後も、手洗い・うがいをしっかりすること
- 予防接種したからと必ず油断はしないこと
- 医療機関へ出かける際も、必ず上記を厳守すること
- 社会的な封鎖(学校・幼稚園・保育園・その他含む)などの最悪を想定し、災害に備えるのと同様の家庭内備蓄(水・食料)を行うこと
→ライフラインは止まらないと思われます。
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