稲沢と縁が深いSONY、プレステ3の地デジ録画機能追加を発表.海外ではSDカード生産参入も

ソニーといえば、そのソニー子会社であるソニーイーエムシーエスが運営する稲沢テックがあることもあり、稲沢市民にとっては馴染み深いものです。現在では、BRAVIAブランドなどの液晶テレビ生産工場として有名であり、稲沢の家庭でソニーの液晶テレビを見かける機会は少なくはありません。これはもともと、1968年に同社が開発したブラウン管「トリニトロン」の生産拠点として1970年5月に稲沢テックがこの稲沢に設立されたことから「ソニーのテレビ事業発祥の地」と呼ばれていることにも由来するといえます。

さて、そのソニーですが、2010年1月13日、グループ企業であるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)からプレイステーション3(プレステ3・PS3)にて地上デジタルテレビ放送(地デジ)を視聴・録画できる地上デジタルレコーダーキット「torne(トルネ)」の発売を2010年3月に開始すると発売されました。


トルネは、プレイステーション3専用地上デジタルチューナー(USBで接続)と専用のソフトをセットにした商品で、このソフトを導入することで、地上デジタル放送の視聴とプレイステーション3に内蔵されたハードディスクへの録画を可能とするものです。

また、同社製品のPSP(プレイステーションポータブル)とプレイステーション3をUSBにて接続し、録画した番組をPSPに最適した動画データとしてメモリースティックPROデュオもしくはメモリースティックマイクロに書き出すことが可能になり、いつでもどこでも録画された地デジ番組を楽しむことができるようになるそうです。

さらに、PSPからプレイステーション3のリモートプレイ機能を使用することで、家庭内であれば番組の視聴や録画予約やビデオ再生などすべての機能をPSPで操作することができるようになるそうです。

さて、こちらのトルネ、気になる販売価格はプレイステーション3専用地上デジタルチューナー、アプリケーションなどがセットになって9980円[税込]と予定されています。また、このトルネの発売に合わせて、新たに250GBのHDDを搭載したプレイステーション3とのセットモデル「プレイステーション3 地デジレコーダーパック」が数量限定で発売されることも発表れています。こちらは価格は42800円[税込]を予定されています。

家庭用ゲーム機がついに総合的なエンターテイメント家電の第一歩を踏み出したといえるでしょう。PS2にてコンシューマーゲーム機の天下をとったにもかかわらず、任天堂のDSやWiiなどの攻勢により再度その座を奪われたソニー。シェアを勝ち取ったBD(ブルーレイディスク)とともに、これからの家庭用エンターテイメントのど真ん中となるこの地デジ分野への乗り込みによるシェア奪還が期待されています。

また、海外ソニーにおいては、「SDメモリカード」に参入したことが明らかになりました。1998年に最初の製品が発売されて以来、ソニーは長年にわたって自社製品などの記録メディアとして「メモリースティック」の生産を手がけ、同社製品のほとんどに採用されてきました。

この度のこの発表が、日本国内の同社製品にどのような影響を及ぼすのかはまだ検討がつけにくくあります。容量と価格の関係でSDカードに後背を喫してきた感のあるメモリースティック、気になる今後ですが、デジタル一眼レフカメラ「αシリーズ」やハンディカム、サイバーショットといった同社製品は「メモリースティック PRO-HG デュオ HX」などで安定かつ高速なパフォーマンスが得られるように最適化されているため、生産と提供は継続されるとも発表されています。

パソコンなども含めて、こうした家電の規格フォーマットの乱立と競争にある意味ひとつの区切りが訪れる予兆かもしれません。ソニーの本気、これからも見どころだらけの予感がします。

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  1. 20年にわたってソニーを苦しめる「ソニータイマー」説 (英国 Telegraph社説)

    『ソニー製品の中では、爆発するのを待つだけの「故障」爆弾のタイマーが時を刻んでいるのだろうか?
    製品の保証期間が過ぎるとすぐに壊れるように同社が意図的に設計しているとの説を、多くの日本の消費者が今でも信じているらしいことが報道されている。
    英国『Telegraph』の記事によると、この「ソニー・タイマー」説は、同社を20年間にわたって悩ませ続けているという。

    当初は、技術に対して強いこだわりを持つ日本人たちによる都市伝説の1つとして始まり、漫画の中で冗談のネタにされたり、オンライン掲示板に書かれたりしていた。
    ところが2006年に、欠陥のあるソニーのバッテリーを搭載した、410万台を超える米Dell社のノートパソコンがリコールとなったことから、この噂が真面目な話として社会的に意識されるようになった。

    爆発の危険があるバッテリーによって、ソニーの評判は大きなダメージを受けた。
    ソニーでは長年にわたってタイマー説を払拭しようと取り組んできたが、保証期間後に製品が故障するたびに、伝説は揺るぎないものとなっていったらしい。

    『Telegraph』の記事によると、ソニーの『PlayStation 3』の人気が今でも非常に高いのは、タイマーの呪いがかかっていないと言われているからだという。
    (念のために付け加えると、筆者のPS3のハードディスクは保証期間が切れて3ヵ月で壊れたが、これはおそらく私が2ヵ月にわたって『Borderlands』
    [日本版はXbox360版が2月に発売予定]をひたすらやり続けたからだ。)

    「技術革新を誇りとする国において、燃え上がるノートパソコンと史上最大の製品リコールはそう簡単に片付けられるものではない」と『Telegraph』の記事は指摘している。』

    引用元:
    wiredvision
    http://wiredvision.jp/news/201001/2010012619.html

    Telegraph The myth of the Sony ‘kill switch’(English)
    http://www.telegraph.co.uk/technology/news/7054587/The-myth-of-the-Sony-kill-switch.html

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